布の柔らかさや素材感が癒しの空間作りに力を発揮
カーテン、ベッドリネン、クッション、ラグ、スリッ パをコーディネートした例
カーテン、クッション、ラグ、布張りソファ、テーブルクロス、ベッドカバ ーなどをコーディネートすると、部屋全体のイメージが統一され、布という素材が持つ柔らかさによって、居心地の良い癒しの空間を創る事ができます。 またファブリックの良いところは、色や柄の選択肢が多く、交換がしやすいこと。家具類はそのままでも、ファブリック類を一新することで、お部屋のイメージをガラリと変えることもできるのです。 リフォームまではできないけれど、お部屋のイメージを変えたい、という時にもおすすめなので、インテリアを構成する様々なファブリックの取り入れ方のポイントを順を追ってお話ししていきたいと思います。
白いカーテンといっても、織りの変化や素材の違い でバリエーションは豊富
住まいに使われるファブリック(布)の中でも、最も大きな面積を占めるのがカーテン。それだけに、カーテンでインテリアイメージを大きく変えることができますし、逆にカーテン選びに失敗すると、かなり落ち着かない部屋になってしまうことも…。 カーテンのショールームに行くと、たくさんの色や柄で目移りしてしまいますよね。そんな時、いったい何を基準に選んだらよいのでしょうか? トータルのインテリアイメージのほか、窓の大きさや、通風・遮光・断熱性・外からの視線のカットなど、求める機能は、一軒のお宅の中でも、窓の場所によって違いますし、それぞれの場合のカーテン生地の選び方、デザインの決め方のポイントというのがあるのですが、今回は『部屋を広く見せるなら』という視点での選び方をお教えします。 あんまり簡単なのでがっかりされるかもしれませんが、答えは『壁と同色または同系色を選ぶ』ということです。 カーテンは閉めた状態の時に、布の面積が大きくなり、その存在感が大きくなります。その際に、カーテンの色と壁の色が同色または同系色になっていると、壁と連続して見えるので、部屋を広く見せることができるのです。 ショールームに並ぶきれいな柄のカーテンを見ていると、それではちょっと物足りないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。 事実、洋書などをみていると、かなり大胆な柄を使ったカーテンをコーディネートしている例も多く見られます。 しかし、ヨーロッパの住宅の窓と、日本の住宅の窓には決定的な違いがあります。それは窓の面積と縦横のプロポーションです。 ヨーロッパの住宅は石造りから発展した、幅が狭く縦長の窓、一方日本の住宅の窓は、木造の柱と柱の間が窓になる作りから発展した、幅が広く横長の窓です。 同じカーテンをかけるとすると、この縦横のバランスと面積の違いから、大きくイメージが違ってしまうという問題点があるのです。 もしも、柄物や壁と大きく違う色に挑戦したい場合は、部屋全体に対するカーテンの面積のバランスを調整し、カーテン以外のインテリアの色数を少なく押さえると、比較的うまくまとめることができます。 ■関連ページ ファブリックが生み出す癒しの空間(2)>>