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やまかわなおこの「life@naoko」

  • vol.239

    森はともだち

    2014.01.14

    新年あけましておめでとうございます! 謹んで新春のお慶びを申し上げます。 今年も様々な情報をUPしたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

    無印良品 有楽町店2Fにある「ATELIER MUJI」では1月10日(金)から2月23日(日)まで、森と人との共生をテーマとしたエキシビジョン「森はともだち①木のこども遊具展」が開催されています。先日、プレトークイベント「森と木と暮らし」に参加してきました。 木造建築を手がける建築家で東海大学工学部建築学科 教授の杉本洋文氏小田原林青会 会長の高木大輔氏との樹齢200年の松でできた門松を囲んでのトークイベントでした。

    お二人の自己紹介から、樹の旬や現状の林業のことなど「森と木と暮らし」をテーマにお話しを伺いました。 ご存知の方も多いと思いますが、現在の日本の山は戦後、木材需要が増大したため、天然林を伐採して人工林が造成されました。輸入材の増加、採算が合わない、労働力が得られないなどの理由で、多くの人工林で適切な育成・管理が進んでいないのが現状だそうです。

    木を育成する作業の一つである間伐(間引き)作業を、実行されずに放置されている人工林が多く、間伐をしないと樹木が混み合ってモヤシのような細い木しか育たないそう。そのために、林内に光が入らず真っ暗になり、下草がなくなってしまう。そのような状態では、雨水により土壌が流れてなくなり、地力の低下が起こり、土砂崩れなども起こる可能性が大きくなるのだとか。また樹も細い為、使用用途が限られるそう。

    小田原林青会では子供達に向けてワークショップを開催しています。間伐した林と放置された林のミニ模型をつくり、ジョウロで二つの林に水をかけると、林の下の土を透過して流れる水の色は間伐した林は透明度が高く、間伐してない林は濁っている水が流れます。間伐の大切さを子供から大人まで、目に見てわかるワークショップ、いいですね。

    また、伊勢神宮などに代表される神社建築の立て替えの周期(20年)は、ものづくりに欠かせない技術、職人の技術を受け継ぐ周期にもつながっています。高木大輔氏は材木屋を継承するにあたり、先代から「林業は親子三代」と言われたそうです。緑豊かな日本の財産を未来の子供、孫達へつなぐ、長いスパンで林業を考えていく必要があるとお二人はお話しされていました。
    そして、森林の香りの正体「フィトンチッド」は、からだをリフレッシュさせ、抗菌、防虫、消臭、脱臭の効果があります。普段の暮らしに木を取り入れ、木のぬくもり、森の豊かさを感じられたらいいですね。

    会期中、小田原林青会が講師を務める「木挽き体験ワークショップ」、家具デザイナーの伊藤陽子氏が講師を務める「きいちろうワークショップ」が開催されます。(どちらも要予約)また、くぐったり、登ったりして遊べるヒノキの「木組みのお城」もあります。詳しくは下記まで。是非ご家族で体験されてみては。

    森はともだち①木のこども遊具展 イベント

    ブログでもイベントの様子をお伝えしています。
    ATELIER MUJI Blog

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こちらに掲載の情報は、2014年1月15日のものです。現在取り扱いのない場合がありますのでご注意ください。

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