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某電器メーカーが実施した調査によると、マッサージチェア非購入者の約7割が「置く場所がない」や「置きたいものがない」を理由に挙げているそうです。輸入、自社開発により幅広い製品を揃えるカッシーナ・イクスシーが開発したマッサージ機能付きソファ「ポジション
」は、ミラノを拠点に活躍するデザイナー、キング&ミランダアソシエイツとの共同開発によるもの。着手して約3年間、試行錯誤を繰り返して完成しました。開発に携わったカッシーナ・イクスシーのテクニカルマネージャー堀尾俊彰さんに話を聞いた。
「『自分が欲しいと思ったものは、他にも欲しいと思っている人が絶対いる』というのが、当社の商品開発の考え方。そうやって30年近く、自分たちが欲しいものを提供してきました。このポジションの製造も、リビングに溶け込むマッサージ機がない現状に不満を抱いたことがきっかけなんです」とはいえ、家庭電気用品は初の試み。一筋縄では行かなかったそう。
「最初はアームチェアの背面に機械を収めるマッサージチェアを考えました。しかし、どうしてもフォルムにボリュームが出過ぎてしまう。ポイントは、リビングの家具としても遜色のないマッサージ機であること。図面、CG、模型、1分の1のモデリングを何度も繰り返して形を吟味したんですが、どうしても理想の形にならない。開発を断念しかけたとき、デザイナーがこの二人掛けソファのアイデアを出してきた」
座面にメカニズムを隠し、普段は左右対称の2人掛けソファとして使用。クッションを外して、スイッチを入れると座面がリクライニングするといったデザイナーのアイデアを早速採用。マッサージチェアの老舗メーカーの協力も得、更なる試行錯誤を経て完成しました。マッサージ機としても最高性能の本格的なメカを搭載。また、同じデザインのマッサージ機能の付いていないソファも売れているとのこと。
「このソファは、機械やリモコンを隠すことを考えた結果生まれたデザイン。なのにマッサージ機能が付いてないタイプも評価されることは、嬉しいです」
店舗での体験も可能。閉店後は、スタッフの疲れた体を癒しているそうです。
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