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掃除機シェアNo1を誇るスウェーデンの家電メーカー・エレクトロラックス社が開発した、世界初の自走式ロボットクリーナー「トリロバイト」。このニッケル水素電池を搭載したバッテリータイプのコードレスクリーナーは、床に置いてセットするだけで、超音波センサーが部屋のカタチを読み取り、家具などの障害物を避けながら、自動的に掃除を開始。そして、掃除終了時やバッテリーがなくなると、自ら充電器に戻り充電。掃除途中の場合は再開します。1回2時間の充電で1時間動き、約24畳の範囲のゴミを吸引。「標準運転」「クイック運転」「スポット運転」の3種類のコースがあり、カーペットとフローリングも自動認識して、ローリングブラシの回転数を変える。
この画期的な21世紀の夢の家電は、2001年秋からスウェーデンで発売をスタート。そして、2002年秋より「Electrolux by TOSHIBA」シリーズの1製品として、日本に上陸しました。この独創的なカタチと、名前を太古の時代深海に生息し、泥の中のゴミを食べて海をきれいにしていた「三葉虫(トリロバイト)」に由来するロボットクリーナーについて、東芝家電機器社HAクリエーション部の大森千恵さんにお聞きしました。
「暮しを楽しむ時間をコンセプトに、トリロバイトはつくられました。不自然な体型を強いられる掃除に対する苦情の解決策として、発想されたのがきっかけです。特に時間の少ない共働きの夫妻や高齢者の家事の軽減に役立つと思います。ペットの毛に悩まされている家にもおすすめですね。
使用時以外は仕舞い込まれてしまう掃除用具ではなく、インテリアにもなるようにと、色とデザインも重要視されてつくられました。開発途中はグリーンカラーの案もあったようですが、モニターやリサーチ結果により、このサテントウガラシ1色に決まったようです。また、使い手とのコミュニケーションも意識されてます。スウェーデンの利用者からは、「家族が増えた」との声もあるほどです。電源スイッチを入れると、ロボット電子音が鳴り、モニターには「Cleaning
start?」とのメッセージ。「YES」のボタンを押しながら、質問形式でコースを設定していくんですよ。部屋の隅、2cm以上の段差や階段を掃除できない課題があるので、毎日トリロバイトを使い、週1回従来の掃除機をかけると、住への意識も高まるかと思います」。
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