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2008.07.23
vol
186
エミリー・ウングワレー
最近見た絵で一番感動したのがオーストラリアを代表する画家エミリー・ウングワレーの作品!涙が出てきそうなぐらいに感動しました!

エミリー・ウングワレーはオーストラリア中央の砂漠地帯に位置するユートピアで育ちました。アボリジニの伝統的な生活をしながら80歳ごろからカンヴァス画を書きはじめ、亡くなるまでの約8年間に3千点とも4千点とも言われる作品を残しているそう!1日1枚8年描いても2880枚!!凄い枚数です!!

エミリーは世界の美術には触れていなく、彼女の内部から溢れ出てきた表現や色彩感覚から作品が出来ているのに驚かされます!また、初期の作品は装飾的なのに対して、晩年はミニマルで躍動的な作品へと変化がみられ、自由で開放された作品に見とれました〜。ドットや、ラインの単純な形の作品が多いのですが、色合わせや、バランスは絶妙!抽象的な絵の中にはアボリジニの大地や、自然が描かれているんです!!

今回の展示でのお気に入りは入って2番目に展示されている「Big Yam」。黒地のカンヴァスにイエローからピンクにかけてのグラデーションのラインが力強く、作品に惹き込まれました!あともう一つは最後に展示されている「My Country」が好き。筆の運び、色彩感覚が88歳の描く絵には思えません。こんな澄んだ色の絵を書ける気持ちになっているのが素敵に思いました。
会期も残りわずか、国立新美術館にて7/28(月)までです!是非行かれてみては。

国立新美術館
アボリジニが生んだ天才画家 エミリー・ウングワレー展
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