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2008.05.27 UPDATE

秡川寿美礼の「実践!インテリア改善計画」


夢をかなえる!リフォーム術 快適インテリアコーディネート術

16.本当に必要?スペックの見直しでメリハリのきいた設備選びを

次から次へと新製品が投入され、ちょっと過剰気味の感のある住宅設備機器。
例えば、人がトイレに入ると自動的にフタが開く便器。
ちょっとタオルを交換しに入っただけなのに意味もなく「ジー」と音を立ててフタが開いたりして、本当に個人の住宅に必要な機能なのだろうかと思うような機能がついてくることも…。そのほか、システムキッチンやユニットバス、ユニット洗面台といった住宅設備機器などにも、使う人によっては、必要のない機能がついてきてしまうことも多く、逆に、どうしてもこだわりたい材質や色などは選択肢の少なさから妥協せざるを得ない、というような問題がつきまといます。

本当に必要な物だけを組み込めばオーダーでもコストダウン

このような問題は、オーダーキッチンや洗面台、在来工法のお風呂などを選択することで、自分達にとって必要な機能だけを取り入れたり、好みのサイズや材質を実現することができます。
オーダーにすると高くなると思われがちなコストも、必要のない機能やパーツは徹底して省くことで押さえることができます。優先順位をしっかり見極めて計画することで、こだわりのリフォームを実現することが可能になります。

本当に必要な物だけを組み込めばオーダーでもコストダウン

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キッチン
例えばこちらは、『とにかくコンパクトに』というお客様の要望でデザインしたキッチン。
キッチンカウンターの奥行きを浅くするため、シンクは奥行きの浅いものを選んで、水洗金物はシンクのコーナー部分に取り付ける事で作業の邪魔にならないようにしています 。
コンロも3つ口がスタンダードですが、これも2口(ふたくち)で十分というお客様の希望で2口にするなど、使う方の必要なものだけを組み込むことで、使いやすくて、無駄がないキッチンを低コストで実現しています。
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洗面所
スペースに余裕がなく奥行きがとれない洗面所は、洗面ボウルだけが飛びだす形の奥行きわずか38センチの洗面カウンターに。カウンターの下は棚があるだけのシンプル設計です。
そのかわり、3面鏡の裏には壁に埋め込んでしっかり奥行きを取った収納や間接照明を組み込んだり、足元近くの棚の下には、濡れたバスマットや雑巾を干す事ができるパイプをとりつけるなど、住み手が必要と感じているものはしっかりと組み込んでいます。

 

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お風呂
お風呂は、好みのバスタブと、タイル、シャワー水洗、お風呂のふたをかける金物、洗濯物を干すためのロープを収納できるパーツなどを選んで取付けただけのシンプルさで、浴室乾燥機もミストサウナもありませんが、壁と天井に湿度を調整してくれる珪藻土を使うことで、掃除が楽でカラッと気持ちの良いお風呂を実現しています。
一見不利なリフォーム条件も様々な解決方法があるので、住み手の価値観次第では、既製品の発想をはるかに超えた使いやすいものができることもしばしば。
様々な住宅設備の機能選びに疲れたら、もう一度自分の価値観を基準に、必要なものと必要でない物をふるいにかけて考え直してみてはいかがでしょうか?
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