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2005.10.05 UPDATE
秡川寿美礼の「実践!インテリア改善計画」

快適インテリアコーディネート術 夢をかなえる!リフォーム術
暗い灯りでつくるリラックス空間
日本では、戦後の貧しかった時代からのコンプレックスなのか、『夜でも昼間のように明るい部屋』を目指した照明計画がスタンダード。でも、そろそろ、夜には夜の暗さを生かした空間の作り方と、ゆったりした時間の過ごし方を日常生活の中に取り入れてもよいのではないでしょうか?
ホームステイ先でのリラックス体験
 
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私が日常生活の中で、暗い灯りで過ごすリラックス空間を体験したのは、今から10数年前、オーストラリアに語学留学した時のことです。

ホームステイ先のお宅には、小学生のお子さんが2人いらしたのですが、 夕食が終わり、みんなでキッチンの片付けを終えるとリビングに移動し、壁を照らすスポットライトと、照明に照らされたプール付きのお庭の灯りの中で、テレビやビデオを見ながらおしゃべりをしてゆったりと過ごすのです。

本や新聞を読む時にはソファーの一番端に座り、脇に置いたスタンドで明るさを確保するのですが、全体としてはかなり暗めの空間がホントにリラックスして過ごせる時間を造り出していました。

こういった過ごし方をするためには、天井に付けた蛍光灯一灯を、点けるか消すかでは実現できませんが、いくつかのスタンドを部屋にプラスすることで、特に電気工事などをしなくても実現することが可能です。 これは、賃貸住宅にお住まいの方も、特にリフォームの予定がない方にもすぐに試せるリラックス空間づくりの方法ですので、とてもお勧めです。


 
リラックス空間のつくり方
 

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スタンドのページ >>

 

忙しい仕事から帰ってから眠るまでの時間は特にリラックスして過ごしたいもの。少し暗めの空間で過ごすことで、ぐっすりと眠るための体の準備もできるのだそうです。そこで、夕食が終わった後で過ごす“リビング”と“寝室”の照明を見直してみてはいかがでしょう?

ポイントは、
1 天井の蛍光灯を消してみる。
2 読書等に必要な明るさはきちんと確保する。
3 部屋のコーナーの低い位置に照明を配置する。


リビングの場合も寝室の場合も、本を読んだり新聞を読むために、手元を明るく照らすスタンドを、ソファやベッドのすぐ脇に用意します。 スタンドは、手元を照らす必要がない時は、壁面や天井を照らすようにすると、間接照明としても使えるので、とりあえず一灯追加するのであれば、照明器具の首を振って向きが変えられるスタンドを追加することをお勧めします。

ちなみに私がよくお勧めするのは調光機能がついたスタンド。その時の気分や、家族それぞれの好みによっても調整できるので便利です。その次の一灯は先程のスタンドの対角線の方向の部屋のコーナーに配置してみて下さい。照明器具の種類は、背の低いスタンドでもよいですし、家具や観葉植物の陰に配置するのであれば、床置きのスポットライトや、クリップライトがおすすめです。

明るさの感じ方は、それまでに経験してきた住環境や好みのほか、視力、年齢などによっても個人差があるので、3灯目からは部屋の明るさを見ながら、その他のコーナーに追加していくようにします。配置する位置は、TVボードの上や、低めの台の上など、高さに変化をつけることも試してみて下さいね。
 
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