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vol.02 カラーコーディネートの極意
住まいの色づかいはなんとなく無難に落ち着いてしまいがち。なんとかしたいけれどイン テリアによく使われる建材や家具、カーテンなど、それぞれのカラーバリエーションの範囲内で組み合わせる以上、なかなか思うようにならないのが現実。そこで今回は、そんな制約の中で上手にカラーコーディネートする秘訣をご紹介します。リフォームのチャンスに恵まれるなら、もっと自由にインテリアカラーを楽しんで!
STEP1 イメージを決めたら最後まで貫く
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様々な色や素材を見ているうちに迷いが出てくるのは当然のこと。だからこそ最初にイメージを決めることが大切です。暖かみのあるくつろげる部屋にしたいのか、それとも生活感のないキリリと引き締まった緊張感のある部屋にしたいのか、大人っぽい上品な部屋にしたいのか、思いきり元気が出る感じの部屋にしたいのか等々。まずはじめにイメージを決めて、迷った時の判断基準にします。


テーマカラーと色の配分を決める STEP2
なぜだか元気をくれる色、落ち着いた優しい気持ちにさせてくれる色、旅で出会った忘れられない色、ひと目惚れしたソファの色。テーマカラーを決める理由はなんでもいい。なんでもいいけど大好きな色を使って欲しい。毎日ちょっといい気分になれるから・・・。
テーマカラーにしたい色が淡い色なら、壁やカーテンなど大きな面積にベースカラーとして使えばいいし、鮮やかな色や濃い色なら、家具や絵、小物、壁の一部分など、色を使う面積の配分を少なくすると全体を引き締めるスパイスのように色が生きてくる。

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STEP3 色を決める順番は選択肢の少ないアイテムから
  テーマカラーを決めたらそれに合わせてフローリング、家具、カーテン、壁仕上げ材といった具合に、色の選択肢が少ないものから順に候補を決めていこう。必ず現物のサンプルを並べて確認するといいい。
また、色は近くにある色や、照明の色に影響されて見え方か変化するので、たくさんのカラーサンプルが1つの台紙に貼り付けられている場合は、四角く穴をあけた白い紙を用意して、目的の色以外を隠して検討したり、実際の部屋に使われるのと同じ種類の照明の下でサンプルを見るようにするのが色選びの際に注意するポイントだ。
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塗装やカラーバリエーションの豊富な材料で微妙な色彩を調整するのが成功の鍵 STEP4
  インテリアの材料として人気がある木質系のフローリングや、家具、ドアなどはそれぞれ別のメーカーが作っていることもあって、色目や素材の質のレベルを合わせるのは至難のワザ。かなり近いけどちょっとずつ違う木目柄を組み合わせると、かえって違いが際立って最悪なので、そんな時は全く違う素材を組み合わせるのが得策だ。たとえば床材にフローリングを採用するならダイニングテーブルはガラスにするなど木製以外の材料のものを組み合わせるようにすると、それぞれの選択肢の少なさは気にならないはずだ。 どうしても木質の同系色で揃えたい場合は、無塗装のフローリング材や塗装オーダーできる家具を採用して、塗装で色彩を調整しよう。
塗装は自由な色が作れるのでカラーコーディネートの力強い見方。シックハウスなどの原因になる物質が入っていない塗料を指定すれば一石二鳥だ。そのほか布張りのソファやダイニングチェアは、好みの生地を張ってくれる家具メーカーもあるので、上手に利用して思い通りのインテリアカラーを実現しよう!

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