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秡川寿美礼のInterior Lesson プロフィール
vol.01 インテリアを演出する布のマジック
美しい色と文様と手織りの技、すべてが融合して生まれる一枚の布にはやわらかな存在感がある。リビングや寝室の壁に、お客さまを迎える玄関に、なにか飾りたいけれど絵は難しいしちょっと高価・・・。そんな時、手軽に飾ることができて絶大な演出効果を発揮してくれるのが、あたたか い風合いのある手織りの布たち。保管にも場所をとらず、掛けかえも簡単にできる布だから、飾り方のポイントを押さえて是非トライしてみて。
STEP1 飾る場所を決まる
(*1)
  空間を生かすためには、どこでもいいから飾ればいいというものではない。お客さんになったつもりで玄関から室内へと進みながら、見せ場になりそうな壁をさがしてみよう。玄関を入って正面に見える壁(*1)や、ニッチ、リビングダイニングでは壁面を背にして配置したソファー上部の壁面やダイニングチェアに座った時に視界に入ってくる壁、吹き抜けの大きな壁面 など。ベッドルームでは、ヘッドボードの上部の壁が最有力候補だ。また積極的な見せ場づくりのほか、あまり見せたくないものから視線をそらせる目的でその近くに布を飾るのも効果的なので、電話機まわりの壁やキッチンが視界に入ってくる壁面もチェックしよう。また布は直射日光によって色がさめたり、傷んだりしやすいので、直射日光のあたる場所は候補からはずすのが得策だ。  
     
(*1)


布の大きさを決める STEP2 (*2)
(*2)
  飾る場所が決まったら次に考えるのは飾る布の大きさ。壁面に飾る布は壁の幅に対して3分の1から2分の1程度の幅(*2)のものを選ぶとバランス良く納まる。ソファやベッド、コンソールテーブルなどの上部の壁に布を飾る場合は、これらの家具とのバランスを優先して、家具の幅に対して2分の1程度の布幅を目安に選んでみて欲しい。  
     


STEP3 布の色を決める
  布を飾る壁面を見たときに視界に入ってくる色をチェックしてみよう。白っぽい壁以外に特にポイントになる色がない場合はどんな色を選んでもO.K. カーテンやクッションなどにポイントになる色が入っている場合はそのポイントカラーが少しだけ含まれている布を選んでみて欲しい。全く同じような色ばかりで揃えてしまうとかえって野暮ったくなるので要注意だ。  
     


飾る時に気をつけること STEP4 (*3)
(*3)
  布を壁に飾る最も手軽な方法は、ファブリックハンガーにかけて吊るすこと。その他には布を額に入れて飾るという方法もある。飾る時に注意したいのはファブリックハンガーや額をかける位置。横方向の位置決めは、壁や家具の幅の中心とあわせればO.K. あとは高さを決めるわけだが、ファブリックハンガーにかける場合は横のラインが強調されるので、ドア枠などの横のラインが同時に視界に入ってくる場合は一直線に並ばないように、枠より少し下がった位置にハンガーを取りつけよう。額の場合には、視線の高さよりやや下に額の中央がくるように調整しよう。(*3)ソファに座った時に見える壁に取り付けるなら、さらに低い位置に調整すると落ち着くので試してみて欲しい。  
     
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