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コラム

住まいづくりで考える「理想の音との暮らし」についてのコラムです。
実際にビルトインオーディオを導入されたお宅のご紹介もあります。

07.自分へのご褒美はくつろぎのバスタイム

五感全てで感じる心地よさは格別

タイ、ラオス、べトナムと、アジアの旅にハマっていた頃。訪れたタイのリゾ−トホテルのスパで全身トリートメントのコースを受けた時のこと。

ホテルのロビーから外に出て案内されたのはなんと東屋風の戸建てのヴィラ。一人には十分すぎるほどの広さで、花びらを散らした床の真ん中には真っ白な厚地のタオルが敷かれたベッドが一台。

屋根と壁との間から太陽の光が差し込み、壁をつたって水が流れる池にはハスの花が咲き、エキゾチックなアロマオイルの香りが漂う空間でした。

水に反射してキラキラと心地よい光と水音、眠気を誘う香りと外から聞こえる鳥の声を聴きながらのトリートメント。終了後は屋外のプールサイドに冷たい飲み物が用意されて、まさに五感全てに心地良さを感じるものでした。


日頃の忙しい生活の中ではなかなか意識することがありませんが、五感全てが心地よいと感じる暮らしこそが、究極の理想の形なのではないでしょうか。

インテリアは住空間そのもの。目に見える家具のデザインやファブリックや内装材の色だけでなく、その手触りや部屋に漂う香り、そして音までも心地よく整えてこそ、究極のトータルインテリア(住空間)コーディネートと言えるのかもしれません。


プラス『環境音』で癒しの空間づくり

現在建替え中の住まいが完成したら、一番楽しみにしているのはお風呂でゆったりと過ごす時間です。
数少ない休みの日もじっとしてはいない私にとって、お風呂は唯一、頭の中を空っぽにしてボーッとする場所でもあります。

“広々としたお風呂でくつろぐ”。しかもそれが毎日自宅で味わえるなんて、お風呂好きにとっては最高の贅沢。

「将来の自宅介護を想定して…」という大義名分のもと、広々とデザインした我が家のお風呂は坪庭付き。坪庭の植物と、それを照らす灯りを見ながらくつろぐ贅沢な時間が今から楽しみです。

そしてさらにもう一つ贅沢をするなら是非欲しいのが『音楽』。波の音や鳥のさえずりなど、環境音を聴きながらゆっくりとくつろぐことができたら最高です。

でも、防水ラジオやipodを持ち込むのはちょっと興ざめ。
スイッチ一つで音楽が流れるようにするのが理想です。

自然の中の音をごく当たり前に毎日の生活に取り入れる暮らし。

それが私の『理想の音との暮らし』です。



秡川寿美礼(はらいかわすみれ)プロフィール

こちらに掲載の情報は、2010年1月のものです。現在取り扱いのない場合がありますのでご注意ください。